2015年8月23日日曜日

看板できました


以前より薪販売のため、家に至るまでの道が分かるように、看板を置ける場所を近所で考えてい

ました。

看板を設置するにはうってつけの場所が最近見つかり、先週より看板製作に取り組んでいました。

設置させてもらうのは付き合いのある製材所の建物で、道沿いにあり車から見た時に目に移りや

すい場所を貸していただけることになりました、。







製材屋さんの社長さんは付き合いのある方ですが、僕達が黒木町から自然を活かした新しい事業

をしようとしていることも気に入ってくれたようで快く許可を下さり、ありがたい限りです。







看板は余ったパレットを組み替えて額縁のようにして上にトタンを貼り付けたものにペンキを塗って

います。

雨が降るのを避け塗っていったので、1週間もかかってしまいました。

いかにもお手製、というシンプルな看板です。






これでたくさんの人に宣伝できたら良いなぁ。。。


見に来てくれたら良いなぁ。。。と、思っています。

2015年8月16日日曜日


だいぶ雨の無い暑い日が続いてますね。

気がつけばお盆になってました。

山羊も特に問題なく、健康に育っております。

夏休み中の地元の子供たち、さらにお盆で帰省している子供連れの家族がたくさん山羊を見に来

てくれました。



写真は近所の方の親戚の子供たちです。

お兄ちゃんと妹ちゃん二人とも山羊が気に入ったみたい。

なんと、三日連続で遊びに来てくれました。

妹ちゃんは最初山羊が怖くて恐る恐るだったけど、餌をあげるうちに近くで背中をナデナデできるく

らいまで慣れていました。

お兄ちゃんに山羊は気持ちいいところさすってあげると、おとなしくなって動きが止まるんだよ~

と教えると、どこが気持ちいいところなのかなぁ?って色々触って、山羊がおとなしくなるのを見て

面白がっていました。

家族4人、黒木でのんびり楽しんでいかれたようです。

喜んでくれて、こちらもすごく嬉しかった!

また来てくださいね!


2015年8月13日木曜日

4.薪割り



ここまでの工程を経て、ようやく薪割りの作業に入ります。





機械で割る方法もあるのですが、

私のコンセプトとして先行投資をせず(できない)いかに自分のできる範囲で始めるかというのがあ

るので、斧を使っています。

手割りの大変なところは容易に想像がつくと思いますが、重労働で、しかも危険なことです。

私が薪割りを始めた頃は、割ること自体は苦労はしなかったのですが、とにかく背中と手首が痛く

て仕方ありませんでした。

振り返ってみると、当時のフォームが悪かったからだと思います。

薪割りを続けていくうちにだんだんコツが分かって来ました。

少しそれを説明すると・・・

まず薪割りで大事なのは、いかにリラックスしてするかだと思います。

それにはフォームと経験がなによりも大事です。

薪割り初心者にありがちなのは腕で割ろうとしてるとこですが、実は大事なのは腕の力ではなく、

体全体を使って割ることです。

私はずっと薪割りを続けていて、疲れてきたときにそのコツが掴めました。

今まで無駄な力が入ってて、割っていたのが、疲れで力がちょうど良いくらいに抜けた状態で斧を

振りおろしたら、すごく楽に割れたのです。


詳しい薪の割り方はまた別の記事で紹介しようと思いますが、ここまでが薪を作るまでの工程で

す。

この後1年から2年かけて乾燥させて、実際に使える薪ができます。


2015年8月11日火曜日

木の伐採


次に伐採です。

木の伐採は林業経験者でベテランの人でも木に挟まれる、押しつぶされるなど怪我、死亡が起き

ていますので、一番慎重に作業していくところです。

必ず切る前に、切り倒した後の搬出や、木の重量のバランス(枝や傾き)を考え、木を切り倒す方

向をしっかり考えながらする必要があります。

間違った方向に倒してしまうと、人の上に倒れたり、傾斜地だと倒れた木が滑り落ちたりして危ない

上に、その後に運び出すのが難しくなります。


通常木の伐採はチェンソーで切り込みを入れながらクサビを打ち込み、全体のバランスを傾かせ

て更に切り込み倒すのですが、

樫やクヌギなど薪にする木の場合、木自体が重くクサビが効きにくいのに加え、広がっている枝の

バランスを把握しないと思った方向には倒れません。


有難いことに私の所では全ての薪を伐採して作っているわけではなく、既に伐採した間伐材をもら

うこともあります。

ちなみに下記の伐採してある木も、既に伐採してあった木で、有難く回収させて頂きました。



道を作る(山に入る)

薪が取れる山を見つけたら、次は山道についてです。


山にはたくさん使えそうな木があるのに、山道は凸凹なので入っていけない。

そんな事がよくあります。

山にある道は、個人の山ならば頻繁に使用する事もなく、さらにすぐ道がだめになってしまうので、

使う時に整備してから使う事もあるので、とりあえず通れればいいという事を前提に作られていると

ころが多いのです。

行く途中まではコンクリートで舗装されていても、山の入り口からは四駆でなければ入れない傾斜

の道なんて場合もあります。道があると聞いていても、実際に見にいくと、下記の写真のように林

業に使うキャタピラー付きの運搬車が登るのがやっと、というくらいの坂道だったり…







また、入っていけそうでも、坂道の場合や荒れている場合はタイヤが滑ったり、ぬかるんだりして危

ないので、石を敷いたりして道を作り、移動や搬出も考えて、安全面を確保する事が大事です。

実際に山を紹介してもらえるとか、木を引き取ってもいい、なんてお話をもらっても、木のある場所

まで入りきれずに諦める、という事もあります。

薪の取れる山を探す

皆さんはどのように薪を集めているでしょうか?

薪をどのようにして集めるかは色々な方法があると思いますが、ここでは私たちがどのようにして

薪作りに取り組んでいるかを紹介します。

まず、薪の取れる山を探すことです。

薪の取れそうなところを探し始めると、よさそうな木が生えているとか、取りやすそうな山は意外と

見つかります。

しかし、木を取るための交渉をどこの、誰に許可を取っていいのか分からないことが殆んどです。

知り合いから聞いた話では無断で人の山林に入り、薪を取ってトラブルになってしまう事もよくある

ようです。


私の所ではクヌギの林や、樫やシイが取れる山林があり、そこから薪を取っています。

また家業が林業なので、林業関係者から木の取れる山の情報、山主さんの紹介などもあり、あり

がたいことに薪を取る場所にとても恵まれています。




2015年8月7日金曜日

薪屋おすすめの保管方法


皆さんは薪の保管はどのようにされているでしょうか?

薪を保管してよい状態を保つのは、ストーブを痛めずに長く使うためにも重要なことです。

乾燥、保管に最も重要で基本的な事をご説明します。


・雨を避ける


濡らさないことが重要です

直接雨が当たらないような場所でも、コンクリート等で雨の跳ね返りが多いと、

薪と薪の間に水が入り込み、菌やカビの原因になります。

また、乾燥の進み具合も遅くなります。


・風を通す


風通しの良いことが水分を抜けさせるために重要です。

風の通る場所や風が抜ける積み方をしておく事が望ましいです。

また、地面に直接置くと湿気がたまり、水分が抜けにくく、菌やカビが発生しやすいです。

コンクリートブロックやパレットを敷くなど、隙間を作ってあげることも大事です。







・崩れ防止をする


薪は置いておくと水分が抜けていき、縮んでいきます。

重さが偏り、崩れることもあります。

積み上げた薪が崩れると危険なので、あらかじめ崩れ防止の押さえを用意しておくことをお勧めし

ます。







※使う前に・・・


薪の水分を計って20%以下になっていても、芯までしっかり乾燥していないことがあります。

薪を焚き始めるシーズン前に、薪を割って中の水分を計り、乾燥の状態を確認することをお勧めし

ます。

山羊の名前を決めました


山羊の名前、来て二ヶ月近くでようやく決まりました。
































手前から、一番小さい3ヶ月のメイちゃん(メス)


となりは4ヶ月のさつきちゃん(メス)


一番奥が4ヶ月のかんたくん(オス)


メイちゃんはマイペースなのんびりした性格。


さつきちゃんは人見知りが激しかったけど、なれたら一番の甘えん坊。


かんたくんはガキ大将だけど、一番のかまってちゃん。


みんなよろしくねー

2015年8月4日火曜日

良い薪と悪い薪

・乾燥



良い薪の特徴はよく乾燥していることです。

一般的に水分計で測った時に20%〜10%以下のものが良いとされています。

乾いていない薪を使用すると様々な問題が生じます。

⒈煤やタールが発生しやすく、ストーブ本体や煙突を痛める原因になります。

⒉薪に残っている水分が蒸発させるために周りの熱を奪うために、なかなか火力が上がりません。



(よく乾燥させた状態です)



(乾燥が不十分な状態)



・菌、カビ


多くの原木は野ざらしにしておくとすぐにカビや菌が発生してしまいます。

山積みの状態の原木は下の方が特に湿気が多いため、腐食が進んでしまいます。

菌が表面に出てしまっている薪は中の繊維に広く根が浸透している状態になっています。

こうなってしまうと、薪をスカスカにしてしまい、すぐに燃え尽きてしまいます。



(菌が入っていない薪です。)



(薪の切り口に、白や黒の菌が見えます。)